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セクハラ、霊感詐欺、無免許運転、脱税、訴訟乱発
- 1 :名無しさん@3周年:03/10/02 19:02
- これって人間の所業ですか?
- 56 :名無しさん@3周年:03/10/05 22:33
- 深見東州氏(旧名は深見青山。本名は半田晴久)が率いるワールドメイト(旧コスモメイト)は?菱研(旧?ビッグビジネス経営経済研究所)という経営コンサルタント会社を経営している。九二年、筆者が取材したところ、幹部はこの会社について次のようにに答えていた。
「(?ビッグビジネス経営経済研究所は従業員十人前後。会社員はコスモメイトの会員さんで企業を経営している方、非会員の方、いろいろです。九一年ロンドンでセミナーを開きましたが、参加したのが約六十社。
もちろん深見先生がこういった方々に経営上のアドバイスをしています。経営には、合理を徹底的に追求しても、残り一厘どうしても超えられない部分というものがつきものでしょう。そこを深見先生が直観、インスピレーションで答えてあげるわけです」
深見東州氏は七八年、杉並区南荻窪に?三十鈴(現在は?ミスズと改名)を設立している。事業目的は学習塾「三十鈴学園」の経営や健康機具、食品の販売であり、深見氏自身が中小企業の経営者として、それなりに苦労も積んできたのだろう。
だが、彼が会社員に対して、どこまで適切なアドバイスができるかとなると、疑問なしとしない。
というのはワールドメイトは九三年以降、労使紛争と内紛、申告洩れ事件を抱え、自分の頭のハエを追うのに忙しい。まず会員社のお世話どころではないと思われるからである。
- 57 :名無しさん@3周年:03/10/05 22:36
- 九三年の内紛では職員のうち約二十人が解雇され、三十人が自主退職した。職員たちは同年五月、経営側の団交拒否で労働基準局に訴え、都労委で不当労働行為や未払い賃金に関して話し合いを進め、うち十七人は東京地裁にも不当解雇、地位保全で訴えを起こしている。
元職員のうちリーダー層は尾行され、その自宅には何者かの手で電話盗聴器を仕掛けられるなど不穏な動きもあった。結局、個の労使紛争はワールドメイト側が解決金六千万円を提示して、同年夏に和解している。
さらに女性職員の二人は深見氏から強制猥褻行為を受けたとして横浜地裁に訴えを起こし、五月の第一回公判には深見氏もその代理人も出席しなかった。十一月、同裁判は教団側が女性二人に和解金一千百万円を払うことで決着している。
だが、ワールドメイトの難はこれで終わらず、翌九四年には信者による玉ぐし料返還請求訴訟(慰謝料を含め一億円など)が提訴されている。
また東京国税局はワールドメイトに対し脱税の疑いで二回にわたって強制調査を行い、深見氏が一度は東京地検による逮捕を覚悟する自体もあった。
だいたいワールドメイトそのものが宗教利用の企業経営と見られている。始まりをたどれば、深見氏は八四年「コスモコア」を旗揚げし、宗教活動を始めている。
翼八五年、まぎらわしいのだが、同名の有限会社「コスモコア」を設立した(現在は株式会社に改組し、社名はコスモワールド)。
事業内容は占いの企画や仏具の販売である。同社の位置づけは宗教団体ワールドメイトが行うセミナーなどの運営実地を請け負うというのが教団側の言い分だが、東京国税局の見解はまるで逆である。
つまり?コスモワールドが事業活動の一部として宗教活動を行ってきた。少なくとも九三年まで宗教団体「ワールドメイト」の活動実体はなかった。あるようにいうのは所得隠しのためだというのが国税局の認定である。
- 58 :名無しさん@3周年:03/10/05 22:37
- 筆者の取材上の知見によっても、国税局の見方は正しいと思う。九二年当時、?ワールドメイトは?コスモメイトと名乗っていた(実に改名が多く、まぎらわしい)。
そしてその?コスモメイトが同じコスモメイトという名で宗教活動を行っていた。株式会社にして宗教団体、主宰者は事業家にして宗教リーダーというのは実にミスマッチと思ったものである。
八八年、会社は伊豆の大仁町に「皇大神社」を建て、静岡県に宗教法人として認証してくれるよう申請した。だが、県は今もって認証を下ろしていない。県の見識であり、ワールドメイトの不運である。
当時コスモメイトは二万三千人の信者を有し、信者たちに霊界グッズを商っていた。
いわくアンドロメダ・ウォッチ、聖観音像、社、三宝荒神・三神セット、守護霊団合体パワーのペンダント、地蔵尊、不動明王、邪気が払えるレコードなどである。これらは収益事業として課税される可能性があるが、「玉ぐし料」などは宗教活動として課税を免れていた。
- 59 :名無しさん@3周年:03/10/05 22:38
- だが、東京国税局は九六年五月、?コスモワールドは八九年から九三年までの五年間に宗教団体「ワールドメイト」を隠れみのに「玉ぐし料」など約六十億円の所得隠しをした
(ワールドメイトの言い分は宗教法人ではなくても、宗教活動を行っている以上“人格なき社団”で、宗教活動に伴う収入は非課税というもの)。
よって重加算税を含め約三十三億円の追徴課税を課すと決めた。対してワールドメイトは東京地裁に裁判を起こしている。
ワールドメイトの失敗は早いところ宗教法人の認証を取らなかったところにあろうが、深見氏が先見性ゼロと告白するに等しい事件の続発である。経営相談に乗る側がこの状態では、?菱研の会社員といえど、二の足を踏むに違いない。
、宝島社・別冊宝島304、『洗脳されたい!マインド・ビジネスの天国と地獄』の「あらかじめ裏切られた経営セミナー(溝口敦)」から。
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